Archive for 11月 2010

 
 

11月のアトリエ菊の花

アトリエ岡山(OKAYAMA)のヒゲ先生は、毎朝犬達の散歩から帰ると、空き地の雑草刈りに精を出す。ほっておくと里道がすぐ雑草に覆われるから仕方ないのと、自然相手の一汗が気持ちいいのだそうだ。
以前住んでいた人が植えていた植物や果樹が、家を倒したあとでも残っていて、雑草に埋もれながらも可愛い花を咲かせていたり、実をつけていたりする。
それをヒゲ先生は収穫物と称してテーブルに置いている。
ザクロの赤い実だったり、大きなどんぐりだったり、きれいな落ち葉だったり、菊の花だったり。

菊の花

雑草に埋もれた空き地に以前住んでいたのは、タバコをくわえながら草取りをして、甲高い声でしゃべる大阪のおばちゃんだった。
花が大好きで、通販で色々な種類の苗を買って植えていた。その苗の中で雑草にも負けない種類が残って咲いてくれているが、中でも菊は強い。

仏様が喜ぶ花とも聞くが、色と種類の多さと独特の香りで、花がなくなる季節に美しく咲いて楽しませてくれる。
大阪のおばちゃんは、少し解らない事が増え、大阪に行ってしまったけど、お酒好きで、ちゃらんぽらんだったけど、どこか子供のような自由さを持っていた。
菊の花のように、強く生きていてほしいもんだ。

十一月のアトリエ・社会人コース

 アトリエOKAYAMA社会人コースの人たちは数人の極めて
熱心な頑張りやがいます。 油絵のAさんは一貫して静物を描き、入念に仕上げ
ボナールやマチスをめざして腕を磨いています。
Bさんは水彩画一筋だが、この頃ではコラージュやミックスドメデイアも自由自在
にこなせるまでになった。
Cさんはデリケートな写実派だ。 いつもていねいに時間をかけて仕上げていく様
に好感がもて、使う和紙に魅力がある。
Dさんは想像力に優れ おーと言わせる大技を掛けてくる。 立体も好きで今後が
楽しみだ。
他にも木版画 砂絵 粘土 ボックスアート などを得意とするEさんがいる。
彼女らも初歩からスタートして早五年以上となり安心して見ていられる様になった。
後輩たちもまた刺激を受けてどんどん グループ展 そして個展へとチャレンジして
ほしいと思う。

11月のアトリエ・小さな展示室「人展」

小さな展示室

アトリエ岡山(OKAYAMA)「小さな展示室・人展」が始まりました。

「81人のおじさん」

81にんのおじさん

は、手が勝手に動くように描けてしまう、武蔵美の2年生、N君の作品。

N君は、記憶しているものが、映像でくっきり浮かぶという能力を持っている。
実に羨ましい!
寒くなってきましたが、どうぞ気軽に観て下さい。
寒さが落ち着いた小春日和の日、
            

小春日和犬

犬達が気持ちよさそうに日向ぼっこ、

「あー!犬になりたい」と思う一時。
お日様の暖かさだけかんじているのだろ
犬になって、ちょっと背中にお日様の暖かさを感じてみる。
11月のお日様は気持ちいいナー

11月のアトリエ

ダーツを持つ女

 今年の絵画のホープアトリエ岡山(OKAYAMA)の受験コース

 油画のちいちゃんは受験に備え日々頑張っている。

小学校から今日まで平面から立体を楽しく制作してきたせいか、難しい人物画も楽々と描いて、社会人もあ然とする程の腕前で女ピカソと言われそうだ。  

受験にありがちなスタイルに捉われず自在で生き生きと表現する彼女に期待する秋の夜長である。

小さな展示室ハンドでは、「人展」というテーマで展示をはじめていますので、気軽にお立ち寄りください。