Archive for 10月 2010

 
 

10月のアトリエ 日曜日の鐘の音

この頃秋晴れの気持ちがいい日が多い。

日曜日の10時に、近くの教会の鐘の音が風に乗って聞こえてくる。
東商業高校の道を隔てた南側にある、岡山誓約キリスト教会のミサの始まりを告げる鐘の音です。
時間に追われていない時、庭掃きの掃除をしながら聞いていると、晴れやかでやすらいだ気持ちになり、一度行ってみたいと思っていました。
縁があって、牧師先生と知り合い、「信者でなくても気軽においで下さい」と言ってくださったので、鐘に誘われるまま、ホイホイとミサに参加させてもらいました。

開放的な庭、子供の声、子供の頃近所にあった協会とよく似た懐かしい建物、家庭的な雰囲気。
音楽で始まり、穏やかな中にエネルギーを感じる説教や歌声。

歌声に聞き入って、無になれる穏やかな時間を過ごせたよう。
また鐘に誘われるままふら~と参加させていただこうと思っています。

10月のアトリエ子供教室・お化け屋敷・ココちゃん

                                                       

おばけハウス

子供教室の子供たちは、ハウスをテーマに色々な素材を使い、面白い家を作りました。

木切れやお菓子など、難しい素材を使いましたが、子供達は面白がって、時々口をモグモグさせながら、接着に苦心しながら仕上げました。
S君のおばけハウス、最後の仕上げに血を垂らすところは、皆、息をひそめて見守りました。大成功、決まりました。
怖いおばけだけれど、どこかとても可愛い。
中学生のH君はクラッカーやビスケットを使ってホームを作りました。構成がしっかりしています、てっぺんの十字架はS君の心の中の祈りでしょうか?
「・・・違うよ、先生」と言われそうです。

ココ

アイドルのココちゃん、こんなに大きくなりました。
子供たちに囲まれても平気になってきました。
でも、食べるのに斑があるので、とてもスマートですし、お母さんが近くを通るとクンクンと、まだ泣きます。

ココちゃん

Yちゃんが描いた庭のココちゃん。
ココちゃんに会うまでは、犬は苦手だったけれど、ココちゃんは平気です。
こんなに可愛く生き生きと描いてくれました。
Yちゃんの楽しい世界が伝わります。
今、子供たちは張り絵に挑んでいます。
小さな展示室は「人物展」 を準備中です。
11月から展示の予定です。

10月のアトリエ 遅い秋

毎年、お彼岸の頃律儀に咲いてくれる彼岸花を、今年は見かけないので、夏の暑さで球根も参ってしまい、枯れてしまったのだろうと思っていたら、今頃河原の土手に赤い帯が走り、隣の空き地にもニョキニョキ伸びて、蕾や花をつけています。
やはり今年は異常な天候なのだなー!と思うけれど、ザクロは色づき、栗は実り、隣の柿が美味しそう。
食いしん坊なので、実ばかりが目につきます。
やっぱり秋はやってきてくれて、恵みを分けてくれることに感謝です。

別居しました

キンカチョウの親鳥は、ヒナが巣立ちしたからでしょうか、、また巣の中に卵を産み抱卵を始めました。
父鳥が子供たちを巣に近づけないよう、ヒナ達を追い払う攻撃が激しくなってきたので、ヒナ達は独立するしかなくなりました。
別居した子供たちは、ちょっとの間不安そうでしたが、しばらくすると、伸び伸びと餌を食べ始めました。気が抜けるほどあっさりしています。

このヒナ達を帽子作家の「ひつじ」さんが貰ってくれました。インコを育てていた「ひつじ」さんならきっと可愛がってくれるでしょう。
賑やかだったヒナ鳥の甘えるような囀りが聞こえなくなり、ちょっと淋しいですが、親鳥は懸命に次を暖めているので、またすぐ賑やかになるかもしれません。
「ホンマかいなー?」とヒゲ先生。