Archive for 6月 2012

 
 

6月のアトリエ・昆虫達

今年も色々な虫達が来てくれました。
「やー今年も会えてほんとに嬉しいよ!」と語りかけても、それぞれ皆生きるのに忙しい。
ちょっと狭いケースに入ってもらって、子供たちに転がされながらモデルも務めてくれました。


K君の新種の昆虫です。毎年訪れてくれるチビクワガタを可愛がってくれます。
散歩していると、珍しい昆虫がひらひら飛んでいました。まるで天使がひらひら舞っているようで、思わず手を出すと手の掌に乗ってきました。
なんて大きな紅カミキリだろうと思いましたが、赤い色と不思議な角、どうも違うようです。
家に帰り昆虫図鑑で調べても出ていませんでした。

もう会う事はないと思っていたのに、次の日少し弱って道に降りているのを見つけたので、連れて帰りました。
教室でも「見たことのない昆虫だなー!」と、皆興味津々。
倉敷の自然史博物館に電話で問い合わせると、色と大きさですぐ名前が判明、「平頭(ひらず)げんせい」、南方からやって来たハンミョウの仲間との事。
さすがです、見なくても色と大きさでわかるとはねー!
体液にはかぶれるような毒性があるらしい。彼は(名前が判ったのでネットで調べました)博物館の昆虫博士に引き取られる予定です。
温暖化で南方の昆虫がやってきてるとの事、また何かに会うかなー!

6月月のアトリエ

気候は少々おかしいですが、いよいよ今年も虫達がたくさん訪れてくれる季節になりました。
飛ぶ姿はまるで天使のような紅カミキリは、窓の網戸にやって来た。
会えて幸せです。

本当にめったに出会えない不思議な形をしたナナフシは犬の水のみバケツに止まっていた。次の日蜘蛛の巣にかかっていたのがとても残念。

金曜日子供教室の子供達は虫に出会うのが何よりの楽しみ、二株植えたキャベツには青虫がいっぱいついて、食べれるかな~?!といった状態だけど、子供達は「ここにもいるー!、さなぎがいる~!」と目を輝かせて、たくさんの青虫を取って持って帰ってくれた。
観察するらしいが、お母さんの「お~!」と絶句する顔が浮かぶ。
おかげさまで、2個目のキャベツには青虫は少ししかおらず、おいしく頂きました。
死んだふりの上手いちびクワガタ、キリギリス、たくさん見つけて、じっくり観て、
子供達は虫を制作中です。
休憩時間に赤く熟れたゆすらうめを食べて種飛ばし、
甘酸っぱいくておいしい。
こども達は以外に、市販のお菓子よりお芋やするめなど素朴なものが好きらしい。
ゆすら梅の赤色が記憶の中で楽しい色になると嬉しい。