Archive for 9月 2010

 
 

9月のアトリエキンカチョウの巣立ち

一年前からアトリエ岡山(OKAYAMA)の制作モデルになるため、新たに仲間入りしたキンカチョウのご夫婦、それはそれは仲が良くて、水を換えたら、二羽で同時に浴び、チュチュ、チュチュと餌の与え合いは朝からずっと。
来る人皆、羨ましいやら、あきれるやら。
当然、藁の巣の中には多い時には10個程小さな卵がゴロゴロ。
雌が卵を抱いているので期待していたら、しばらくすると卵が巣から落とされていたり、孵ったばかりのヒナが巣の中で死んでいたり、人間界のニュースで騒がれている育児放棄か!と、落ちた卵を気の毒に思う日々。
もうヒナは孵らないとあきらめていたら、タイミングが良かったのか、鳥が大人になったのか、気が付くと巣の中に少し大きくなったヒナがいたのです。
父鳥と母鳥が交代で暖め、餌を与え合い、甲斐甲斐しく世話をしてる。
この大きさなら育つかもしれないと思えるようになって一か月程。
どんどん大きくなって無事巣立ちの日を迎えました。

雛巣立ち

二羽のヒナ、巣から止まり木まで、出るのが早い子、なかなか出れない子と、性格が違うのは人間と同じ。

お父さん鳥とお母さん鳥、子供の巣立ちを迎えてこの頃なんだか険悪な雰囲気になり、喧嘩が目立ちます。
お父さんが常に囀って、食べなさいとか、危ないよとか指導しているよう。
子育てで、意見が食い違ってでもいるのでしょうか、これも人間界と同じだなー!

先日、幼馴染で結婚しても、相手の知らなかった面がたくさんあるという話を聞いたばかり、
ホント長年一緒に居ても、相手の事知ってるようで知らないなーと気付かされます。

とりあえず、お父さんお母さん頑張りましたね、巣立ちおめでとうです。

9月のアトリエ秋が来た

昨日あたりから扇風機もいらなくなり、一気に秋が来ているよう。
夜には「どこに潜んでいたの?」と尋ねたい程の虫の声がする。
一週間預かっている黒ラブのジンジャーは、一歳前の元気盛り、遊ぼう!遊ぼうと、付きまとい、いいのかな?という顔をしながら、何でも咬みたがる。
体は大きいが調子に乗って、時々老犬に叱られ、悲鳴を上げている。
暑い上に暑い息の音も少し静かになったよう。

アトリエ岡山(OKAYAMA)では、9月から新たに丸の内子供教室がスタートしました。
見学に付いてきた2歳の男の子、何でも珍しく、何でも興味があり、触らないではいられない。
気になるものを見つけたら、キラキラした目で一直線、お母さんの嘆きの声などなんのその、全部ぼくのもの。
いいぞー!自分が全て。
これからいっぱい泣いて、自分を作っていくんだなー!

ジンジャー散歩中

9月から始めたMちゃんは描くのが大好き、日記のように描いて色使いがとてもきれいで、反対語が得意。
しないはする、するはしない、でも可愛い目が笑っている。
彼女の今の世界が絵の中にある。
犬も人間も子供は輝く戦士だなー!

「むし・虫展」まだまだ展示中です。
”ひつじ”さんの帽子、大人用も入りました。   

”ひつじ”さん大人用帽子

ガラスのカップも増えました。どうぞ観て下さい。

                      

9月のアトリエ

2010朝顔

9月になり、秋の気配は感じるけれど、はて、もみじの紅葉は日照りの水不足のせい?と首を傾げたくなる落葉と茶色い紅葉が始まってます。
この暑い暑い夏にアトリエのヒゲ先生は、暑い天候の御陰でいいものを見たと言います。
「見切り品で買った朝顔だけど、たくさん咲いてくれて、実にきれいな染め模様がたくさん見れたな。」
よかったねー!
「今年は面白い形の雲がたくさん見れたなー!、雲と雲の間に小さな虹が懸かっているのも見たよ。」
そんないいもの、見逃したなー!
そして「今年は実に星が美しい、北の空を西に流れ星が流れたよ。」
もちろん願い事を言う時間はなかったらしい。
暑さに負けそうだけれど、自然からのうれしいプレゼントに癒されます。

アトリエ岡山(OKAYAMA)子供教室に来ている子供たちは、夏休みの間に赤と黄色をテーマに絵を描いたり、お菓子や木で面白い家やモンスターハウスに取り組みました。大きく作った子も、小さく細かく作った子も、その子なりの世界を表現していて面白い。
まだ終わらない子もいますが、どんな風に発展させてくれるか楽しみです。

夏休みに子供たちは、、たくさん自然からのプレゼントを貰い、心を一杯膨らませて、暑さのなか新学期を頑張っているのでしょう。
暑さ寒さも彼岸までとの先人の知恵を信じて、もう少しの辛抱ですよ!。