Archive for 5月 2011

 
 

5月のアトリエ・バラの季節

春の花が終わっって、スコールのような激しい雨とからっとした五月晴れを繰り返している間に、バラの蕾が少しづつふくらみ、一斉に満開を迎えている。
裏の道に蔓延っている野バラがほのかに香り、庭の赤やピンクのバラのあでやかな色が心が浮き立つような喜びをくれる。

アトリエ岡山(OKAYAMA)子供教室の子供達は今年は生えてくるのが遅れていた筍を描いたり、三角ハウスを作ったりしました。
筍の皮の表現はなかなか難しかったのですが、頑張りました。三角ハウスは、こんな組み立てハウスを震災の避難所に送れたら役立つだろうな!と思いました。色もあでやかで、おしゃれです。


                 

中学生のS君は時間をかけて色彩構成を仕上げました。リズム感のあるとても美しい作品になりました。


震災も原発事故もまだまだ大変な状況ですが、季節はその時々の喜びをもたらしてくれ、子供達の生き生きとしたエネルギーは希望の明かりを灯してくれるといつも思う。

5月のアトリエ・アメンボが!

鉢に水やりをしようと、雨水を溜めているポリ樽を見ると

「え!なに!どうしてここに?」とびっくりしてしてしまった。
アメンボがいる。

あまりきれいでもない雨水の中をスイスイ泳いでる?滑っていている?
ここは水辺のない山手。
調べると、長い距離を飛ぶ事があると書いてある。
アメンボが跳ねる事はあるかもしれないと思うけど、飛ぶとは知らなかった。
近所で大きな工事が続いているので逃げてきたのかな?

生き物の営みの不思議さは、まさかはまさかでないと証明されているけれど、
突然庭に現れたアメンボ、こんな水辺もない山に飛んできてくれて、スイスイ軽やかに水の上を滑る姿を見せてくれて、思い掛けない贈り物をもらった気分。
不思議な事はあるんだなー!
アトリエ岡山、子供教室のある金曜日までいてくれるといいのだけれど、
山のアメンボ見せたいな!                       

五月のアトリエ・一日スケッチ

今日5月5日は子供の日で連休も終わりですね。
震災や原発事故に遭われた人達の事を思うと、なかなか心が晴れない日々ですが、ゴールデンウイークの始まりの29日金曜日、毎年恒例のアトリエ岡山(OKAYAMA)一日スケッチをしました。
今年は文化町教室周辺です。
風はあるけれど、寒くなく、いい天気のさわやかな新緑の一日、子供達も参加して、木や花、新緑風景を描きました。

子供達は描いてしまうと、遊びたくてしかたない。
追いかけっこ、虫とり、にぎやかで、集中して描いている大人には少しにぎやか過ぎたかも。

スケッチが終わった夕方には「お釜でごはん食べよう会」をやってみました。
先生が昔の大きなお釜でご飯を炊いて、みんなで卵かけごはんにして食べました。
ごはんがちょっと硬くて、要研究 でしたが、やっぱりお釜で炊いたご飯は美味しい。
「火加減が問題じゃな!」と先生反省の弁。

キャンプ以外で火を燃やして煮炊きする機会はなくなりましたが、電気もガスも無い暮らしも有り得るのだと、震災は教えてくれました。
時々楽しみながら、火を燃やして煮炊きすることを、身につけていくことにしましょう。