Archive for 7月 2010

 
 

7月のアトリエ人物の時間

アトリエ岡山では土曜夜6時から人物の時間があります。
モデルをして下さる方々は皆さん中々個性的、自分の好きなもの、やりたい事があり、専門の知識を楽しそうに話してくれる。
Nさんは色とりどりの毛糸を持ってきて、編み物しながら、また繊細な音のリコーダーを練習しながら、あまり大きく動くのでなければその人らしさが出ていて、捉えたい気持ちが湧く。

外国から来ている人もよくモデルになってくれる。
以前よりさまざまな国から来ている人が増えたので、描いていると顔の色や骨格などに遠い歴史を感じる事ができて面白い。
休憩時間に国の事を色々教えてもらうと、テレビや写真で見た景色が憧れと共に浮かぶ。
外国から来た人から感じられるのは、生きるのにガツガツしておらず、ゆったりとした時間の流れ。
これはどの人からも伝わる。
彼、彼女達も異国で暮らす以上、様々な困難に出くわしているには違いないのに、凛とした自分があり、好きな事があり、好きな人達がいて、困っている友達には手を差し伸べる。
皆、オープンで笑顔が屈託がない。
素敵だなー!と思いながらいつも描いている。

7月のアトリエ子供教室新アイドル?

子供教室に来る子供たちは、来るときに見つけた虫や、今飼っている虫などを得意そうに持ってきて見せてくれる。たいてい可愛らしいカタツムリやダンゴムシ。
ちゃんとケースに入れて土や葉っぱも入れている。
うじゃと入っているので、夢中になって捕まえたんだなーと嬉しくなる。
ナメクジを見つけ、腕に乗せて得意そうに見せてくれるK君、ナメクジの太さに皆から”オー!”の声が上がる。
逃げ出した虫たちを部屋で見つけた家族の”オー!”も聞こえる気がする。
子供たちは捕まえたカタツムリをモデルに制作中。

先週の木曜日の朝、ココちゃんの散歩で近所の神社の坂道を歩いていると、落とされた枝が散乱しているのに遭遇。
見ると枝に丸い穴が開いていて鳥の巣だと気づく、木の上でカラスが鳴き騒いでいる、彼らの仕業らしい!
散乱した枝に隠れるように鳥のヒナがいる。
2羽はすでに死んでおり、一羽は頭が動くので手で包み家に連れて帰る。

すぐに、知り合いのペットショップで教えてもらい、餌を擂ったものを用意し与えてみる。幸い反応して口を大きく開けて食べてくれたので、まずは安心、何とか育ちそうだ。
温める事が大切と聞き、ヒナの入った小さな箱をボロのセーターなどでグルグル包み、本格的育ヒナが始まる。
早朝からヒヨヒヨと鳴きながら良く食べる。
鳴くと、手の空いている家族の誰かが餌を与える。
空いていなくても何とか与える。

教室の子供たちもヒヨヒヨを聞きつけ「何、何ー!」と見るが、どうも所どころ毛の生えてない姿は可愛くなく不気味なようで、「ふーん」とヒヨヒヨの声の主を確認すると、もういいらしい。              

一週間経ち、時期も良かったのだろうが、運も良かったヒナは、ピッピと名付けられ、もう止まり木に止まれるよーと、鈴を転がすような高い鳴き声をたてている。
動き回っるので、餌を口に入れるタイミングが難しくなってきた。
まだ産毛ではっきりしないが、ヤマガラか、シジュウガラではないかなと、ヒゲ先生が言っている。
さてこれからどうなるのかしら、だけど、
ピッピはココちゃんほどのアイドルにはなれそうもないぞ。

子供絵画教室のアイドルココちゃん

二匹の仔犬達はどんぐりの木の根元で育ちました。
この頃は、こんちゃん、とか たぬちゃんとか勝手に名付けて、会うのが楽しみな日々。
鼻の白い方は後足が一本悪く、三本脚。
野良犬の子供ですが、母犬から離れるこの頃は、草むらでじゃれ合い、くっついて寒さをしのぎ、猫に追われ、鳥を追いかけ、雨が続くと家の前で並んで托鉢します。うなだれて・・・。一生懸命生きている仔犬達です。
けれど、、ついに捕獲人から追われるようにもなったので、少し慣れた頃を見計らって家で一緒に暮らすことになりました。(もちろん人間が勝手に決めたのですが)
妹犬は幸い知人が貰らってくれました。
残った脚の悪い姉犬は数ある候補の中からココと名付けられました。
穏やかな性格と、黒いつぶらな瞳で、すぐに子供絵画教室に来ている子供たちの心を魅了し、アイドルになりました。
子供たちは、来るとまずは、ココちゃんに挨拶、よしよししないでは始まらない。
犬が苦手な子もココちゃんはよしよしできる、しないではいられない。
脚が悪くて苦労したのか、犬格がそなわっている様にも思える。

子供たちはココちゃんをモデルに、描いたり、粘土で作ったりしました。心を寄せてて制作した作品はどれもいい。
子供たちの優しさがにじみ出ています。