Archive for 5月 2012

 
 

5月のアトリエ・いたどり・ボート

5月なのに寒いと感じる日が続いているけれど、湧きあがるような新緑が目にも心にも優しい。
新緑と共に、空き地にうっそうと茂ってきた雑草達の中に、今年も「いたどり」を見つけました。

小学生の時、友達と学校帰りに寄り道して、「いたどり」(小さい時は「しゃじなっぽ」とかわいい名前で呼んでいました。)を摘んで、食べながら帰っていたことを思い出す。
酸っぱくて特別おいしいものではないけれど、塩を付けたらおいしくなると上級生から聞き、塩をランドセルに忍ばせて持って行き、つけて食べるとほんとにおいしくなり、お腹のすく帰り道の、ちょっとしたおやつになりました。

おやつに恵まれた最近の子供達はどうだろうかと思いながら、子供教室の子供達と摘んで食べました。皮をむいて、塩を付けて、
「酸っぱいけど、おいしい!」と、思いのほか大好評。
食べれる野草、覚えてくれたかな。

子供教室では乗って遊べるボートを作りました。
色とりどりのボートができました。K君のポートも色が美しくデザインされたボートです。
気持ちは湖に、川に、水鳥と浮かんでいる気持ちになって遊ぶH君やMちゃん。
楽しそうでした。
もう弟に壊されたとガッカリする子いましたが・・。

これから、いい虫もいやな虫もたくさん出る季節、去年は思いがけずクロマダラタマムシに出会えたけれど、今年はどんな虫に出会えるかな。
二株植えたブロッコリーの葉っぱにはもう青虫がいっぱい来ているわ~。

5月ののアトリエ・砂の彫刻

連休の間教室は通常通りでしたが、一日だけ休みの日に、鳥取砂丘に砂の彫刻を観に行きました。
出る時岡山は五月晴れ、気持のよい日でしたが、県境を越えるあたりから、雨、風が強くなり、土砂降りに。
川が岡山とは逆に流れているわー!とちょっと感動。
砂丘では運よく雨は止んだものの、入館の長蛇の列ができており、これが連休だ!と実感。寒さに震えながら待ち、やっと入館できました。
大きな彫刻群で、砂というはかなさと時代のはかなさも感じさせられました。
 

雄大な砂丘に浮かぶ彫刻群を想像すると楽しいのですが、あまりにも寒くて、砂丘の風紋を楽しむ余裕はありませんでした。

寒さに震えた日でしたが、山陰の山はまだ桜が残っていたり、新緑が湧きあがるような生命力にあふれていて、本当に美しい。
智頭町のバス停はログハウス風、山小屋風、茶屋風と色々あり、おもしろい。
高速道路が開通しているのを知らなくて、国道を「連休なのに車が少ないな~!」と暢気にドライブしたので山の美しさを味わうことができたのでしょう。