6月のアトリエ・昆虫達

今年も色々な虫達が来てくれました。
「やー今年も会えてほんとに嬉しいよ!」と語りかけても、それぞれ皆生きるのに忙しい。
ちょっと狭いケースに入ってもらって、子供たちに転がされながらモデルも務めてくれました。


K君の新種の昆虫です。毎年訪れてくれるチビクワガタを可愛がってくれます。
散歩していると、珍しい昆虫がひらひら飛んでいました。まるで天使がひらひら舞っているようで、思わず手を出すと手の掌に乗ってきました。
なんて大きな紅カミキリだろうと思いましたが、赤い色と不思議な角、どうも違うようです。
家に帰り昆虫図鑑で調べても出ていませんでした。

もう会う事はないと思っていたのに、次の日少し弱って道に降りているのを見つけたので、連れて帰りました。
教室でも「見たことのない昆虫だなー!」と、皆興味津々。
倉敷の自然史博物館に電話で問い合わせると、色と大きさですぐ名前が判明、「平頭(ひらず)げんせい」、南方からやって来たハンミョウの仲間との事。
さすがです、見なくても色と大きさでわかるとはねー!
体液にはかぶれるような毒性があるらしい。彼は(名前が判ったのでネットで調べました)博物館の昆虫博士に引き取られる予定です。
温暖化で南方の昆虫がやってきてるとの事、また何かに会うかなー!


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