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5月のアトリエ・手作り市準備中

 

   今年は庭のモッコウバラと、可愛い山査子、夕方  に  は特にバニラのような甘い香りを漂わせる、おがたまの花が同時に咲いています。
おがたまの花はバナナツリーとも呼ばれているそう。

寒さがなかなか去らず、モッコウバラがずいぶん遅く咲きました。そして長く咲いて、楽しませてくれます。

手作り市の準備が少しづつ進んでいます。

 東京に出かけた折に、神楽坂の赤城神社で、定期的に行われている手作り市「赤城マルシェ」に遭遇しました。
何とも楽しそうな手作りがいっぱいで、楽しみました。

小さな机の上に並べられた、個性的な作品に込められた作家の情熱や思いなど、生き生きしたエネルギーが伝わってきました。
是非岡山でも!と思い、
14日(火)から6月9日(日)まで、 アトリエ内展示室「HAND」で、手作り市を開催することになりました。

思わず手に取ってしまいたくなる作品の数々を楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

4月のアトリエ・小野敬司「写真記録」展

                                                       

  小野君が笑っているような、いないような顔で、

 「やりますよ!」

  と言ってから、二年程経ったでしょうか。

 その間に展示室も少し広くなりました。
  
 そして「やりました!」

                                
 
 

 

 

 

 小野君が今まで在ったほとんどが、作品や仕事の中に感じられました。

すっきりした表現の中に苦しみや孤独が、丁寧な仕事の中に、作る事への真摯な

思いが、詰まっているように思いました。

就職難民で最高経営責任者の小野君、これからもよい仕事を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月のアトリエ・フクちゃん

    この子はフクちゃん、一週間前にやってきました。

 死ぬ直前に救われたのでフクちゃんと名付けました。

2日程は猫かぶっておとなしくしていましたが、今は部屋の中を走り、おもちゃをかじり、椅子をかじり、玉を取ってじゃれ、切れ走りをして、やんちゃな仔犬に復活しました。
とても可愛いです。
まるでぬいぐるみのようなふわふわの柔らかい毛をしています。

昨日の子供教室では子供達のアイドル、ハウスを取り囲まれて、おとなしく、また猫かぶっていました。

子供達はほんとに嬉しくて、触りたくて、ずっと傍で見ていたくて仕方ないようで、フクちゃんのハウスから離れません。
前回の工作が終わった子たちはさっそくフクちゃんを描きました。

子供達が生き物に目を輝かせて、触ったり、世話をしようとする姿は、生きようとしたり、生かそうとする、本来備わっている力だと実感します。
その素直な心をずーと、ずーと持ち続けて欲しいな~!!

3月のアトリエ・子供コース作品展

もう、すぐに4月、土手沿いの桜が咲き始めました。
桜もきれいですが、家の庭ではアーモンドの花が満開です。
桜より少し濃いめのピンク色で大きめの一重の花ビラです。
あっけらかんとパーと開いて、大きめのくっきりした花びらを散らします。
明るい華やかさがあり、青い空が似合う。
「いいなー!!」と憧れるような気持ちになる花です。

今アトリエ内展示室「HAND」では子供作品を展示しています。

       

  面白い貯金箱が並びました

   


子供達の作品は、観て楽しい気持ちが湧いてきます。
よく見ると、個性それぞれ、工夫があります。
生き生きしたエネルギーがあります。
子供達はその日、その日の気持ちを表現します。
時々作品の中に傷があったり、カットバンがそっと貼ってあったりもします。
そんな時は心の中で「よしよし」しておきます。

どうぞ、子供達の作品を楽しんで観て頂きたいと思います。
4月14日(日)まで展示しています。(月・金定休日)

三月のアトリエ・作品展社会人コース

三月に入り、少しポカポカ暖かい日もあり、雑草の勢いも増している。
今日は歩いていて、街中の家の植え込みの中から「ホーホケケ~・・・」と、うまく鳴けなくて困っているような、鶯の鳴き声を聞いた。
探しても姿を見る事はできなかったけれど、「お久ぶり~」とそっと挨拶をした。

アトリエOKAYAMAでは、毎年三月に、研究生の一年間の成果である作品展を行っています。
ただ今アトリエ内展示室「HAND」で、「社会人コース」の作品を展示中です。

社会人コース

 
 

                               

 

 

 

 

             

 

         

三階になりますが、どうぞ気軽
に観て頂けましたら幸です。
「社会人コース」は24日(日)まで 展示しています。
   
                      3月26日(火)からは「こどもコース」を展示しま
                      す。    

2月のアトリエ・作品展

春一番が吹くかも知れませんと、天気予報で言っていたけれど、このところ少し暖かい。
けれど、どうやら風邪をしいたらしい。
庭には水仙のつぼみが膨らみ、梅の花の蕾も先が白く膨らんでいる。
寒い寒いと言っている間に、自然は春に向けてゆるりと準備をしているけれど、こちらはまだ春に向けて体の準備ができていないよう。
まだ進路が決定していない受験生は風邪など蹴散らして、ラストスパ―ト。
暖かい春を迎える準備に懸命です。
みんなにい~い春よ来い!!

今年は作品展をアトリエ内展示室「HAND」で行うことになりました。
2月9日から28日まで「受験コース」を展示
3月2日から21日まで「社会人コース」を展示
3月26日から4月14日まで「子供コース」を展示
展示室が狭いので、コースごとに分かれての展示になります。
研究生達の1年間の成果です。3階まで上がるのはちょっと大変ですが、ご高覧頂ければ幸いです。

 

12月のアトリエ・今年も残りわずかになりました

キャンドルハウス

きょうは12月25日、クリスマスです。子供教室では小さな家の窓やドアからほのかな光が瞬くキャンドルハウスやツリーキャンドルを作りました。
カラーセロハンを張った窓がきれいな色に光ります。クリスマスに間に合うように一生懸命作りました。 イブの夜にはサンタさんが、キャンドルの灯を楽しんで、信じる子にも信じない子にもプレゼントを届けてくれたことでしょう。どんなにささやかなプレゼントでも嬉しいものですものね。 

 

「展示室HAND」では
今までの研究生のデッサンの中から優れたものを展示しています。
足を運んで頂けましたら幸いです。

今年は27日(木)まで、新年は1月5日(土)からです。

   今年も残りわずかになりました。
皆それぞれに色々あった一年でしたね。
溜まっていく心の沈殿物はかき回してはいけないと本で読んだことがあります。水面を静かに渡る蛇のように、かき回すことなく、日々小さな発見に喜びを見つけながら、巳年をよい年にしましょう。 
          

秋の小品展

小さな展示室「HAND」では小品展を開催しています。
初冬のひと時お立ち寄りいただけたら幸いです。
   ポストカードや蟲明焼きのそばちょこも少し展示しております。
リスマスカードも随時展示する予定です。
12月27日まで展示致します。
(月曜日と金曜日は休みです)

                                                 

9月のアトリエ・おもしろい花

                

子供達は何時もこちらが考えているよりずっとおもしろい表現をしてくれます。
花の顔をテーマに作りました、葉っぱや枝には虫達もたくさん止まっています。
Tちゃんのかわいい花には、これからヤモリやチョウチョが止ります。
ヤモリの背中をつまようじで引っ掻き、爬虫類の皮膚感がよく出ています。「よく思いついたねー!おもしろいねー!」とみんなで感服しました。Tちゃんには爬虫類のイメージが強く記憶されているのですね。

 

 

日中は暑いですが、朝晩はずいぶん涼しくなって来ました。
時々通るお寺の入り口に月替わりで教えが張ってあるのですが、今回は「時にあたりて、人にしたがいて、嘆きしなくなり」と書いてありました。
嘆き少なくなるでなく、無くなる?など言葉を反芻していると、何となく自分の気持ちのありように気付くきっかけになったりします。
暑さ寒さも彼岸までと昔から言われている事はほんとにその通り、お彼岸が近づくと暑さももう少しの辛抱だな~と、いつも思う。
おじいさん、お婆さんの柔らかい顔を思いながら、素直に聞く耳を持って、ちょっと日々の嘆きを少なくしてみましょうか!

9月のアトリエ・今日は嬉しい日

 お昼ごはんを食べようとしていると,ピピピピピー!!という聞きなれた鳥の呼び声がする。
あわてて庭に出ると、ブランコの枠木に、ヤマガラが見慣れた黒い帽子と茶色の服を着て止まってこっちを見ている。
思わず「ピッピよねー!」と声をかけた、だって、ブランコに止まるヤマガラはいませんからね。

ピッピ

去年春先にカラスに枝の巣ごと落とされた巣の中で1羽だけ生きていた雛を連れ帰り育てた。
摺り餌からだんだん虫を捕ってきては食べさせて大きくなり、体の模様がはっきりしてヤマガラだとわかった。捕り易い蜘蛛はたくさん犠牲になっってもらった。
野鳥は飼えない為保護センターに相談し、自然に返すために準備に入った。
まずは部屋の中で飛行訓練をしたが、慣れた頃一度犬の口に入ってしまいもう駄目だと思ったが、不思議と噛んでおらず、無理やり開けた犬の口から飛び出した。咬まなかった犬を褒めるべきか、とにかくよだれでべとべと以外は無傷だった。
次に庭のブランコに鳥籠を下げて外で飛行訓練、鳥籠を出たり入ったりしては庭の木で遊んでいた。少しづつどこに行ったかわからない時間が長くなっていって、8月末にまったく帰ってこなくなった。
自然に返す作戦成功だけれど、カラスに追われたか、よく地面に降りていたので、猫に食べられたかと、心配の日々だった。
一か月近く経った頃、家の裏道を歩く私の頭上の電線でピ・ピ・ピ・ピー!と甲高い
鳥の声、まさしくピッピの呼び声、すぐ頭上の電線でヤマガラが羽を繕っている、やっぱりピッピだと確信した。
生きていたんだと、本当に嬉しかった。
その時近くでもう一羽がが鳴いてる、仲間ができたんだと案心もした。

それから一年近く経って、厳しい寒さを生き抜き、カラスなどの敵から身を守り、家族を連れて、「元気だよ~と」挨拶に来てくれたのだと思う。体も一回り大きくなっていた。
嬉しさが湧いてくる。
三回の危機を生き抜いた運のいい鳥だ、これからも生き抜いてまた会いに来てくれることだろう、待ってる!!