7月のアトリエ子供教室新アイドル?

子供教室に来る子供たちは、来るときに見つけた虫や、今飼っている虫などを得意そうに持ってきて見せてくれる。たいてい可愛らしいカタツムリやダンゴムシ。
ちゃんとケースに入れて土や葉っぱも入れている。
うじゃと入っているので、夢中になって捕まえたんだなーと嬉しくなる。
ナメクジを見つけ、腕に乗せて得意そうに見せてくれるK君、ナメクジの太さに皆から”オー!”の声が上がる。
逃げ出した虫たちを部屋で見つけた家族の”オー!”も聞こえる気がする。
子供たちは捕まえたカタツムリをモデルに制作中。

先週の木曜日の朝、ココちゃんの散歩で近所の神社の坂道を歩いていると、落とされた枝が散乱しているのに遭遇。
見ると枝に丸い穴が開いていて鳥の巣だと気づく、木の上でカラスが鳴き騒いでいる、彼らの仕業らしい!
散乱した枝に隠れるように鳥のヒナがいる。
2羽はすでに死んでおり、一羽は頭が動くので手で包み家に連れて帰る。

すぐに、知り合いのペットショップで教えてもらい、餌を擂ったものを用意し与えてみる。幸い反応して口を大きく開けて食べてくれたので、まずは安心、何とか育ちそうだ。
温める事が大切と聞き、ヒナの入った小さな箱をボロのセーターなどでグルグル包み、本格的育ヒナが始まる。
早朝からヒヨヒヨと鳴きながら良く食べる。
鳴くと、手の空いている家族の誰かが餌を与える。
空いていなくても何とか与える。

教室の子供たちもヒヨヒヨを聞きつけ「何、何ー!」と見るが、どうも所どころ毛の生えてない姿は可愛くなく不気味なようで、「ふーん」とヒヨヒヨの声の主を確認すると、もういいらしい。              

一週間経ち、時期も良かったのだろうが、運も良かったヒナは、ピッピと名付けられ、もう止まり木に止まれるよーと、鈴を転がすような高い鳴き声をたてている。
動き回っるので、餌を口に入れるタイミングが難しくなってきた。
まだ産毛ではっきりしないが、ヤマガラか、シジュウガラではないかなと、ヒゲ先生が言っている。
さてこれからどうなるのかしら、だけど、
ピッピはココちゃんほどのアイドルにはなれそうもないぞ。


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