7月のアトリエ・蝉の声が聞こえた

日曜日に蝉の初鳴きが聞こえました、まだ離れた山からのニーニー蝉の小さな声でした。
文化町教室は林が近いので虫の種類が多い。
いやな虫も、いい虫もたくさんいる。
教室に来る子供達で、虫に興味を持つ子は、いつも何かを捕まえて持ってきてくれる。
「カタツムリが大きい!変わった蝶々がいたよ!」などなど・・・、にぎやかに虫談義。
目を輝かせながら話す顔は生き生きしていて何ともかわいい。
アトリエの子供教室ではこのところ虫達がいいモデルです。

梅雨で雨の日が多いので、雨をテーマに制作しました。

夏野菜と虫達、先日見つけた珍しい昆虫「ヒラズゲンセイ」にも雨が降っています。
子供達のそれぞれ違う雨の詩を味わえました。

子供達はその日の色々を背負ってやってくる。
                         

雨の詩

今日はやけに元気がないなとか、何だか
つっかかって来るぞ!何かあったんだろうな!
など思いながら導いていると、集中するにしたがって顔が明るくなってくる。
色々な気持ちを、描いたり、作ったりしているうちに、遠くへ押しやったんだろうと思う。
笑顔が出だすとこちらも嬉しくなってくる。
 
 
この頃は虫に興味を持つ子が少なくなったように思えるが、親鳥のように色々な虫を子供達に与えて、こんな色してるよ、こんなに小さいよ、こんなに大きいよ、こんなに気持ち悪いよ!と、虫達の面白い不思議を伝えたい。
子供達の「ワー・キャー」がいつも楽しみだ。

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