10月のアトリエ 遅い秋
毎年、お彼岸の頃律儀に咲いてくれる彼岸花を、今年は見かけないので、夏の暑さで球根も参ってしまい、枯れてしまったのだろうと思っていたら、今頃河原の土手に赤い帯が走り、隣の空き地にもニョキニョキ伸びて、蕾や花をつけています。
やはり今年は異常な天候なのだなー!と思うけれど、ザクロは色づき、栗は実り、隣の柿が美味しそう。
食いしん坊なので、実ばかりが目につきます。
やっぱり秋はやってきてくれて、恵みを分けてくれることに感謝です。
キンカチョウの親鳥は、ヒナが巣立ちしたからでしょうか、、また巣の中に卵を産み抱卵を始めました。
父鳥が子供たちを巣に近づけないよう、ヒナ達を追い払う攻撃が激しくなってきたので、ヒナ達は独立するしかなくなりました。
別居した子供たちは、ちょっとの間不安そうでしたが、しばらくすると、伸び伸びと餌を食べ始めました。気が抜けるほどあっさりしています。
このヒナ達を帽子作家の「ひつじ」さんが貰ってくれました。インコを育てていた「ひつじ」さんならきっと可愛がってくれるでしょう。
賑やかだったヒナ鳥の甘えるような囀りが聞こえなくなり、ちょっと淋しいですが、親鳥は懸命に次を暖めているので、またすぐ賑やかになるかもしれません。
「ホンマかいなー?」とヒゲ先生。
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