6月のアトリエ・今年も虫たち集合
パンジーの花に、黒とオレンジのベルッベトの衣装を着たような幼虫が、
生まれたばかりの小さなものから、蛹になったようなものまで、
6匹が動き回って、オレンジの突起のような足を茎に巻つけ
上手に移動して食べている。
ツマグロヒョウモン蝶の幼虫です。
この幼虫の色から、オレンジに近い黄色にヒョウ紋をたくさんつけた優雅な蝶になると、
想像するのは難しい。
アオマダラタマムシと思われる、
散歩で見つけました。
以前クロマダラタマムシが壁に止まっていたことがあるけれど、
もっと黒かった気がする。
まだ出たばかりのようで、元気がいいので、しばし観察して山に放しました。
コクワガタは残念ながら、犬のフクちゃんにつかまって潰されてしまいました。
ヘビもうろうろしているよう!
次に会うのは何かな~!
5月のアトリエ・コカブトムシ
5月なのに暑い日が続いているせいか、虫や蝶がいつもの年より多く飛んでいる気がする。
飛ぶ姿が小さな天使のように見えてしまうベニカミキリ、
今年は何度も会えた。
このコカブトムシ、前に庭で見つけたものより一段と小さく、
体長2センチはなさそう。
カナブンかな?カナブンにしては足がゴツイな!と。
背中のへこみから、コカブトムシだったことがわかりました。
こんな小さなカブト虫がいるのですね~!不思議です。
近所の庭先に見かけないヘビが死んでいました。
カラスに襲われたのでしょうか、
細くて小さなヘビで、図鑑で調べると、背中の模様から
シロマダラヘビだとわかりました。
綺麗なヘビでした。
そっと草むらの奥に帰してあげました。
まだ夏はこれから、どんな虫や生き物に会うのかと楽しみだけど、会いたくない
生き物もたくさんいるな~!
5月のアトリエ・若葉賑わい、虫たち賑わい
木々の若葉や草たちが、圧倒されそうな勢いで伸びています。
その中にヘビが舌を出しているような不気味な小さなカラーに似た花を見つけました。
気持ち悪いけれど見たことがない草なので、摘み、
子供に見せたら、「あ~ヘビだ!」と目を描きこんでいました。
半夏の仲間で、カラスビシャクという名前で、
球根が薬草にもなるらしいが、
どうしてこのような姿に生まれたのか。
身近な自然の中だけでも、
何故かな?と思うことで満ちているな~!
このチョウも干した洗濯物にとまっていた。
羽が少し痛んでいたので弱っていたのだろう。
地味な模様の、あまり見かけない蝶だった。
急な夜の寒さに体力を奪われたのだろう!
翌日には動かなくなっていた。
日本固有種で、顔に近いところが暗い色なので、
ヤマキマダラヒカゲだと思われる。
昆虫の中には、マダラの付いた名前が多いけれど、当の虫たちは人間から見た目での名前を付けられて
文句も言わず、かまわず、日々命を繋ぐことに励んでいる。
人間はもっと難しいけれど、生まれた時点で名前を自分で選べないのは同じ。
昔、おじいさんがザルに名前候補を書いた紙を入れ、それを振って落ちた紙に書いてある名前に決まった人もいる。
「せめて残った名前にしてくれよ~!」とその人は言っていたな~!
人間は自分達が大変な思いをして生きてると思っているけれど、
虫たちは運の悪いことはあっても、人間ほど愚かな間違いをしないことは確かだな~!