4月のアトリエ・気が付けば・・・!

早い桜の花に見とれ、アーモンドの花や利久梅、次々咲く春の花々に見とれ、
カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、蔓延るくさ草と戦っている内に、
気づけば春も終わり、どんぐりの大木に若葉が密生し、春の嵐のような強い風に踊っている。
バニラに似た甘い香りを夕方に強く漂わせる「おがたま」もひっそり咲いています。
もう初夏に入ろうとしている!

美しい羽根の紅カミキリムシももう見かけました。

 

 

 

 

子供たちは貼り絵で春を表現しました。
それぞれの春、
貼るのはとても大変でしたが、
楽しさあふれる春です。

 

 

3月のアトリエ・ひとりしずか

ひとりしずかが、賑やかに群れて咲きました。
2年前、これは何だろうと、
突然庭の片隅に咲いているのを見つけ、
名前と、見た目のギャップに、暫し考えこみ、
今も、なぜ「ひとりしずか」なのか
自分なりの答えに辿り着きたいと、思っている。

咲き始めに、緑の葉っぱの中から真っ白な花らしきものが覗き、
その白い花がスーと伸びてくる。
真っ白と、スーと伸びるところが、
一人で、しずかに咲いている気がするための命名だったのか、
真っ白が真っすぐ伸びるように見えるところが、
凛とした強さを感じさせるのか、

辞典にはない答えを想像して楽しんでいる。

3月のアトリエ・子供教室、ギター作り!

子供教室ではおもしろいギター作りに挑戦しました。
音を出すのは大変で、なかなかいい音は出ませんでしたが、
子供たちは自分なりのアイデアで、色々工夫しました。

小さく切った割りばしに穴をあけて糸を通し、根気と工夫で、
いい音が出たときは、思わず歓声!
ボール紙をたくさん切ってくっつけて、機関銃型のギターを作ったり、
イチゴ型?カマキリ型?、などなど、自分だけのものを考えました。

ボール紙を切るのも一苦労、色を裏まで塗るのも大変、
そして、まだ弦が張れていないギターもありますが、
細い弦を張るのは、一番難しい!と
できない!難しい!を繰り返しながら、
やっと完成、
自分だけのギター!!
とても素敵なギターができました。

 

3月のアトリエ・春が来た

身近で見かけることの少なくなったオオイヌノフグリ、
東山教室の道端に咲いていました。
明るい陽射しに照らされて、小さな青色が輝いて目に入りました。
今まで見過ごしていたのでしょう!
気が付けば、クリスマスローズも咲いている。
東山教室の庭には、以前住んでおられた方が植えた可愛い花が、
木々の間にあちこち、思いがけなく顔を出す。
「おやおやこんな花が!」と、うれしくなる。
そして植た方の、「こんなのが咲いたの!」と喜んで教えてくれる、
少女のような自然に対する感覚を思い出す。

今日今年初めて鶯の小さな鳴き声を聞いた。

春は来た。

これから、空いたところに紫やオレンジのワイルドフラワーの種を、ゴッホの『種蒔まく人」をまねて
蒔こうと思う。

2月のアトリエ・鬼は外に出たかな!

2月になり、寒い日と暖かい日が三寒四温とはいいがたい、気温の落差で
やってきます。
体を合わせるのが大変ですが、小鳥の群れの騒がしいさえずりや、
梅の花のいい香りや、桃の濃いピンクの花が咲いているのを見つけたり、
コロナや受験などいろいろ苦しいことはありますが、
春の兆しはあちこちに、もう来ていますネ!

 

 

 

 

 

お面たちが力強く描かれています。

色々な工夫やアイデアがそこここに!!
描いた顔をみると、意外とたくましいな!とか、
ユニークな性格だな!とか想像できて、面白い!!
大人になった姿を想像して楽しんでしまいます。

子供たちは大きさや、厚みを工夫してメンコも作り、
メンコ大会をしました。
風圧を作る腕力が要り、慣れない遊びでしたが、楽しんで盛り上がりました。
うっかり記録を忘れてしまいましたが、
またみんなで遊べるものを考えたいです。

2021年丑年・1月のアトリエ

2021年が始まり、寒さに襲われた1月ももう過ぎようとしていますが、
三寒四温、まだまだ寒さはつづきそうです。
久しぶりにうっすら積もった雪がきれいでした。

 

今、子供教室ではお面を中心に描いています。
キツネも天狗も中々迫力があります。
どことなく描いた本人に似ていて、おもしろい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々な卵も生まれました。
今年はいいことがありそうな、楽しい卵たちです。

コロナで暗い気持ちになってしまいそうですが、
苦しい気持ちも、楽しい発見も、面白い世界も、
制作にぶつけましょう!!

12月のアトリエ・もう年の瀬、冬の絵

2020年は忘れられない年になりました。
コロナに怯え、振り回され、多くの人が亡くなり、
関連で身近な人の不幸も増えました。
まだ先の明かりは見えません。
ですが、小さな子供たちの笑い声や、遊ぶ姿は
クサクサした息が詰まるような日々を忘れさせてくれました。
子供は希望だと、心から思いました。
そんな子供たちの描いた「冬の絵」
物語をささやきかけます。
色々聞こえてきて感動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の終わりに、とてもいいプレゼントをもらいました。

新年もまだまだ大変かもしれませんが
気を付けて、生活し、
楽しんで制作しましょう!!

12月のアトリエ・もう師走・子供作品

 

  子供達が大好きなクリスマス
子供教室では、その日をイメージして
冬の家を作っています。
灯がともり雰囲気のあるサンタの家になりました。

 

 


南国のクリスマス風な家もあります。
それぞれいろいろ工夫をして、雪を降らしたり、
ソリを曳くトナカイに乗ったサンタも
見事に作りました。

きっとクリスマスにはツリーのそばで、
小さな明かりが灯るでしょう!

コロナで気持ちが欝々なりがちですが、
子供たちのパワーに救われます。

 

自分の靴を描きました。

靴を通して自分らしさがとてもよく出ています。

10月のアトリエ・秋が来たけれど

少し寒くなり、
キンモクセイの香り、コスモス、栗、柿、ザクロ、
秋の色はそこかしこに溢れてきたけれど、

けれど・・・!でしか表せないモヤモヤとした気分が続いている。
やはりコロナの影響は大きい。
子供たちに人気の「鬼滅の刃」、戦っても戦っても鬼が出て来る、そして負けない
主人公。
コロナという鬼と先が見えないような戦いをしている。
でも負けないと、子供達も、
現実の怖い世界に負けない力をもらうのだろうか!

子供の作品はエネルギーに満ちている。
ここから力をもらいましょう!
明るい力に溢れている。

 

好きな乗り物

 

 

 

いつか住みたい、作りたい、ツリーハウス

 

 

 

 

9月のアトリエ・涼しくなって、ツリーハウス

秋の夕日は、釣瓶落としと聞きますが、
夕方、朱い太陽が、遠くに見えるビルの上に小さく覗く、山の稜線の上にあり、
朱いくっきりとした大きなまるの形のまま、山の稜線に引き込まれるように落ちていきました。
久しぶりに美しいものを見ました。

昔「緑の光線」というフランス映画で見た緑の光が、沈んだ一瞬、見えた気がしました。
その光線を見ると幸せになれるそうです。
信じたいな~!

子供達はツリーハウスを楽しんで作っています。

 

 

 

 

どのハウスも、入るのが難しそうですが、
ハンモックがあったり、ブランコがあったり、
お風呂があったり、
ハウスの中にはベットやいすが置いてあります。
こんなツリーハウスで遊びたいですね。