Archive for the Category 未分類

 
 

5月ののアトリエ・砂の彫刻

連休の間教室は通常通りでしたが、一日だけ休みの日に、鳥取砂丘に砂の彫刻を観に行きました。
出る時岡山は五月晴れ、気持のよい日でしたが、県境を越えるあたりから、雨、風が強くなり、土砂降りに。
川が岡山とは逆に流れているわー!とちょっと感動。
砂丘では運よく雨は止んだものの、入館の長蛇の列ができており、これが連休だ!と実感。寒さに震えながら待ち、やっと入館できました。
大きな彫刻群で、砂というはかなさと時代のはかなさも感じさせられました。
 

雄大な砂丘に浮かぶ彫刻群を想像すると楽しいのですが、あまりにも寒くて、砂丘の風紋を楽しむ余裕はありませんでした。

寒さに震えた日でしたが、山陰の山はまだ桜が残っていたり、新緑が湧きあがるような生命力にあふれていて、本当に美しい。
智頭町のバス停はログハウス風、山小屋風、茶屋風と色々あり、おもしろい。
高速道路が開通しているのを知らなくて、国道を「連休なのに車が少ないな~!」と暢気にドライブしたので山の美しさを味わうことができたのでしょう。
       

                  

                                                                                  

4月のアトリエ・奥田先生の牡丹

よく雨が降り、草花や木々がのびるぞ!のびるぞ!と叫びながらやかましく生い茂っている。
無くなってしまったと思っていた花々が、草の間から顔を出し、「あら元気だね、お久しぶり」とにっこり。
「あなた達丈夫ね~!」と春の香りに包まれながら声をかける。、やかましくにぎやかな雑草の草取りしながら。

今年も庭にほんのりピンクの白い牡丹が咲きました。                  
ちょうど奥田仁先生の誕生日の23日に開きました。
先生が亡くなった年に植えた牡丹です。
今年は三輪も咲きました。
この牡丹が咲くと先生に会えたような嬉しさに包まれます。
花は不思議と身近な人の思い出と重なる。

五月にはアトリエ展示室、ギャラリーをオープンする予定です。
奥田仁先生の小品も展示します。
またご案内をします。

4月のアトリエ・花咲く季節

土手の桜が満開、寒い季節がやっと去り、土手が人であふれて桜どころではない賑い。

アトリエOKAYAMAの作品展が終わりました。
画材「アムス」での初めての展覧会でしたが、多くの方に観に来て頂きました。
感謝です。
出品作の「王子と姫」、この作品はHちゃんが作りました。
Hちゃんの作品にはいつも弟が登場します。王子はもちろん弟君です。とても可愛くて仲良しの王子様とお姫様です。
赤ちゃんを抱いた「マリアとヨセフ」もあり、子供達の作るものは何時も予想を超えて面白い。

庭に鶯がやっと鳴き始め、いつもの年なら散ってしまっている杏の花がこの時期にひらひら散り、今年は寒い年だったんだと改めて思う。
ココちゃんの鼻に花びらが一ひら、春だなー!
アーモンドの花も満開に近く、チューリップ、アネモネも咲き、牡丹が固い蕾を付けている。見る者の心のありようにも関わらず、毎年変わらず美しく咲いてくれる花々のけなげさに心が弾みます。                                                               

3月のアトリエ 作品展の季節

 やっと梅が咲いたけれど、まだ寒い日が続いている。
ボンとメリーが逝ってしまって一か月が過ぎたけれど、ポッカリと穴があいてしまったような寂しさはまだそのまま。
春を感じる喜びをいつもの年のようには思えなくなっている。

 あの大きな震災から一年が過ぎたけれど、家族や身近な人を失った方々のポッカリと空いた大きな大きな穴はとてもとても大きくて、それを抱えたまま、時が埋めてくれるにはまだまだ遠く、日々過ごされていると思う。

山の犬達は、去年春生まれた子と秋に生まれた子がじゃれて噛み合って遊んでいる。寒さにも雨にも負けず元気だ。
時が過ぎて、季節の変化に喜びを見いだせる日々が訪れるのを願うしかない。

「アトリエOKAYAMA」の作品展が来週から始まります

3月21日(水)~27日(火)まで、今年はアトリエOKAYAMAのお隣、いつもお世話になっている画材「アムス」の三階で展示します。
生徒の一年間の成果です、短い期間ですが、ご高覧いただけたら幸いです。

2012・2月のアトリエ

暦も捲られもう2月、木枯らしに吹きつけられてカラカラに乾いていた地面に、雨やら、時折雪やらみぞれやらも降り注ぎ、三寒四温を感じるようにもなりました。
たまに穏やかな日差しがあり、まだ梅は咲かないけれど、鳥達の動きや鳴き声に、春が近づいている気配を感じます。
いつもこの時期は寒くても春の気配にワクワクするのですが、1月末に癒し犬ボンと老犬メリーが続けて逝ってしまい、元気の出ない日々です。
あまり淋しいので庭に居る山の犬ココちゃんを家に入れて、よしよしするのだけれど、元々警戒心が強いのですぐハウスに閉じこもってしまいます。
それでも手を入れてよしよししていたらトロンと眠ってくれるようになりました。
ここちゃんの柔らかい毛に触って慰めてもらうとその内元気回復するかな~!

アトリエの子供教室ではがらくた工作をしました、

ボンちゃん

お気に入りのがらくたを組み合わせて、
面白いオブジェにしました。ゴムゾーリを使った
ゾーリーやロボットなどが誕生、Sちゃんは可愛い
クマを作ったのですが、「先生が可哀そう」とこれを
「ボンちゃんにしていいからね」と、プレゼントしてくれました。
その優しさにまた涙が出てしまう。顔が目立って大きい感じがボンと同じです。

子供達に怖がられたメリーも面白がられたボンも、また何かに生まれ変わってきっとここに来てくれることでしょう。

12月のアトリエ・こビエンナーレが終わりました

18日に「第二回こビエンナーレ」が大盛会の内に終了いたしました。
310名による282点の作品を展示しました。
4歳から中学3年生まで多くの皆さんに出展して頂きました。
ありがとうございました。
入口にツリーを設置しました。
観に来てくれた子供たちがカラーボールにモールやテープで飾りをつけて、ツリーに飾ってくれました。
毎日ボール飾りの数が増えて行き、最終日には掛けきれないほどになりました。
ロビーの照明が当たってキラキラ光りとてもきれいなツリーになりました。
 
出展してくれた子供達の力作をはがきにしました。
今年は大きな災害に見舞われました。
災害に遭われた方々の義捐金として一枚100円で買って頂き、寄付箱に入れてもらいました。
10737円の寄付金が集まりました。
さっそくNHKの共同募金に持って行き、災害義捐金として皆さんの善意を寄付いたしました。
買って下さった皆様ありがとうございました。
子供達は自分の作品がハガキになっているのが嬉しくて、サンタに張り付けたハガキの中を懸命に探していました。
子供達の作品がとてもいいと何枚も買って下さる方もいて、探しても自分の作品がないと、がっかりした子もいましたが、売れたと知ってとても喜んでいる子もいました。

17日には影絵のワークショップを行いました。東京の劇団影法師から影絵の達人伊藤さんに来て頂き指導してもらいました。
サンタやトナカイ、雪だるまなどを作りました。
作るのは、切って、足などが動くようにして、目や鼻は切りぬいて、色セロハンを貼るなど、ちょっと大変でしたが、
スクリーンに写すと、写った影が、頭や手のちょっとの動きで気持ちが表現されて、静かな幻想的な世界で、表現の幅の広さを感じました。
子供達は出来たサンタやトナカイをスクリーンに写して大はしゃぎでした。
怖いサンタに改造する子もいました。

子供達は、デジタルミュージアム、美術館に作品を飾ってもらうというあまりない体験をして、色々な表現の作品にも出会い、何か心に残してくれたのではないかと思います。
子供達の作品は、描いた子一人ひとりの心のありようがそのまま表現されていて、美しく、おもしろい空間表現に、子供らしいエネルギーをたくさん感じました。
きっと表現することによって、心豊かに成長してくれることと思います。

 参加してくれた子供達、観に来て下さった皆様ありがとうございました。
                 

                  

2012年が皆様にとってよい・よい年になりますように!

12月のアトリエこビエンナーレ準備中

火曜日から「こビエンナーレ」が開催されます。
今は準備の山を越え、いい展覧会になるよう詰めの作業に追われています。
送られてきた作品を台紙に貼りながら、「いい絵だなー!」「すごいなー」「面白いなー」「もう少し書き込んだらよくなるなー」などなどと独り言、
楽しませてもらいました。

マイ、クリスマスツリー

師走の忙しい時期の展覧会、クリスマスも近いし、
気ぜわしくもワクワクする日々です。
我が家の癒し犬のボンすけをギュッと抱きしめ、活力補給です。

カバ体形ですが、動きは機敏
階段は登れますが、降りれません。少し前に一直線に落ちました。でも機敏なので、怪我はしていません。
学習能力がないというか、止むに止まれぬ欲求があるのか、登っては、降りれなくて困った顔をして、救いを待っています。顔が怖い~!と、子供達には不本意にも怖がられています。
子供達をギュっとしたいのですが、させてくれそうにないので、ボンすけを抱きしめて、こビエンナーレに向けてパワーアップです。

多くの皆さんに子供達の素直な表現を観て頂きたいですね。

11月のアトリエ・こビエンナーレ

デジタルミュージアム

こビエンナーレ(こどもアートビエンナーレ)の応募を13日で締め切りました。

デジタルミュージアム

300点近い応募をして頂きました。
ありがとうございました。
12月13日からの展覧会に向けて、台紙貼りなど準備に頑張っております。

ワークショップの影絵は東京から「劇団影法師」の伊藤さんが来て指導してくださいます。
クリスマスがすぐにやって来るので、クリスマスに関係したものを作るそうです。
影をどのように写すのか、動かすのか、楽しみです。

12月13日(火)から18日(日)までの短い間ですが、多くの皆さんに子供達の作品を観て頂き、子供達が発するエネルギーや心の表現を感じて頂ければ幸いです。

10月のアトリエ・寒くなりました

昨日あたりから急に寒くなり、鼻がツンツンとして冬到来センサーが働いています。
晴れわたった日の夕焼けは、燃えているようなバーミリオンからピンクがかった薄紫に移行して、何とも言えない荘厳な美しさです。
鼻のツンツンも忘れて魅入ってしまいます。
冬の気配を感じると、ストーブの匂いや枯れ葉を焼く匂いを思い出し嬉しくなって、さー来い、負けないぞ!と思うのですが、
たいがい寒さが厳しくなると、冬将軍に参ってしまいます。
今は晩秋の美しさと実りに感謝です。

「こビエンナーレ」の作品応募は11月13日までです。
多くの子供さんの応募を待っっています。第2回コビエンナーレ作品募集

http://ww91.tiki.ne.jp/~atelier-oka/
こちらから応募用紙をダウントード出来ます

10月のアトリエ・秋だ

空き地にコスモスが咲き、金木犀の甘い香りがどこからか漂ってくる。
柿や栗が美味しそうに生り、石榴が美しいルビー色に色づいている。
日暮れは早くなったけれど、暑さから解放された秋色の景色のきれいさに、ただ眺め入ってしまい、時間があっという間に過ぎてしまう。

蒸し暑く感じる二日前には、ツクツクボウシがか細く鳴いていた。「今頃ねー!間違って出てきたのかな」と思ったけれど、運のいいことや、悪い事が絡まって、今生きて、鳴いているんだな、と思える。

暑さに耐えた しもつけも咲きだし、春にもやってきた「アサギマダラ」が南に渡っていく途中寄ってくれました。
秋のしもつけでひと休み。
美しい大きな羽を休めている。

南に渡っていく長い道のり、きっと大変な事も多いでしょう。
でも自然界の生き物は強い。
また来春美しい姿に会えるのが楽しみです。
庭の銀木犀も白い小さな花をたくさん付けています。
ほのかに甘く香ります。
満月が冴え冴え美しい。
秋がいっぱいです。