3月のアトリエ・作品展(社会人コース)

寒い寒いと、閉じこもっているうちに、もう庭の杏が今にも咲きそうに
ピンクの蕾を膨らませている。
 今年も3月1(日)からアトリエ併設展示室にて、
アトリエOKAYAMA作品展が始まりました。
15日からは社会人コースの作品を展示しています。
2014_03173月作品展・子供0016     2014_03173月作品展・子供0015                                              

 

 

 

それぞれ目的を持ってアトリエで制作している方々の、個性あふれる
作品です。
三階まで足を運んで御高覧頂ければ幸いです。

2014年1月のアトリエ・明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございますから10日も経ってしまいましたが、暖かい気持のよい天気のお正月でした。
3日に犬のふくちゃんの散歩がてらちょっと足を延ばして、牛窓神社まで初詣に行きました。
海岸から展望台まで続く石段を登ると海が穏やかに広がっていて、遥か沖まで見渡せて実に気持ちがいい。
展望台を過ぎ、五気の道を通り、五気を反芻しながら(元気・勇気・やる気・根気・本気と)石段を登ると牛窓神社。
鈴を鳴らし、賽銭には合わないほどたくさんのお祈りをして、神様が苦笑しているような気もするけど、賽銭箱の隣りのみかんを一個頂き、甘酒も大きな焚火に当たりながら頂きました。
焚火の匂いや澄んだ空気に気持ちがゆったり。
おみくじを引き、戒めの言葉に感じ入り、お守りを買い、忘れないようまた五気を反芻しながら下山しました。
神社の人の話では、つつじが満開の頃も素晴らしいそうです。
春のスケッチはここがいいかな!
気持ちもよい年初めでした。2014_0103家族26年正月0004

 今年も「福ちゃん」を愛する先生はマイペースで頑張りますよ~!

 

 

帰りに寄った「安仁神社」ではお参りを済ませて帰る時、やはり甘酒を頂いていると、おじさんが握手を求めてきました。
何かなと思っていると、右手の手首の少し上から先が事故で飛んでしまい、ヘリコプターで病院に搬送され、手術を受けて、ほとんど元どうりになった手だそうだ。
元気を貰うためにお参りに来た人と握手をして貰っているそうだが、手首の傷跡を見なければ分らないほど回復している事に感動。
医療技術と運に恵まれた方なのでしょう。
こちらがパワーを頂いた気がしました。
お会いできて良かった。

12月のアトリエ・手作り作家

2013_1219手作り掘り出し40017   谷口さんの吹きガラス。
 ゲラスは手に馴染む重さと飲み口、飽きの来な
 いグラスです。キャンドルの透かしがきれいです
 透かしや空洞はどうやって作るのか聞いてみた
 いです。
 赤いリンゴのペーパーウエイトが可愛い。
 この色の花瓶が欲しいですね。

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    野村さんの動物マグネット、
 たくさんいた動物達もこれだけに
 なってしまいました。
 面白くて可愛いので人気でした。

 

 

 

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岡野ジュンコのリトグラフ作品

「山査子・山査子」と「照ってるのに雨が降る」

 

12月のアトリエ・手作り作家

                                                                                                          

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岡本 永さんの器
自由な絵付けと自由な形、が印象的な器達です。
優しい素朴な色合いが、ギターを弾きながら歌を歌う岡本君の雰囲気そのままです。

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  AN  さんの器とネックレス。

 寒くなったら、カブやパンプキンのスープを飲  みたくなります。
特にカブと人参のスープが好きで、そのスープを飲むと幸せな気持ちになります。

少しオレンジがかった白いスープがとてもよく合いそうなカップだと思います。
2013_1219手作り掘り出し40021  
 キタサコさんの器

 カフェオールボール、キタサコさんらしい面白
 い形で、どのようにでも使えそうな器です。
 柔らかさの中に、ピンとしたものをを感じる器
 です。

 
 

12月のアトリエ・手作り市・松本さんの器

 

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  松本 学さんの器

 

  いつもお酒を飲んでいて、いつもうだうだと面倒くさい難しい事を言って、面白い事を言って、何時仕事しているのだろうと思うけれども、作った器が所狭しと並んで積んである。

湯呑など薄い飲み口だし、色合いからは軽そうに思えるのだが、手にしてみるとはかない軽さは無く、手になじみやすい重みがある。
お皿はカーブが取り皿にしても使い勝手の良いデザインだ。
湯呑は口当たりがよく、お茶がとても美味しいと思わせてくれる。

好きな絵の中で心を遊ばせ、難しい顔で、見れば見るほど、手にすればするほど、いいなと思わせる作品を作っているのだろうな。
癒しの酒はほどほどに!

11月のアトリエ・ぐらぐらタワー

2013_1108グラグラタワー0001 秋とは思えないような不気味に暖かい日が続いていましたが、柿の木の柿が熟し、沈む夕日は秋の景色に少し淋しさ思わせて沈み、あっという間に暮れなずんでいきます。

 

 

 

2013_1108グラグラタワー0002 子供教室ではぐらぐらタワーを作りました。

 アンバランスな面白さを楽しみました。
 鳥のように見えたり、エレベーター付きの恐竜
 タワーになったり、不思議な生き物に変化していきました。

 

 

10月のアトリエ・いつまでも暑いけど・・・!

台風の影響か、いつまでも暑いムシムシする日が続いている。
限りない欲望の天罰を受けているのかなと、思うけれど、便利な暮らしは手放せないでいる。
珍しい昆虫も怖い昆虫となり、昆虫に興味を持たない子も増えた。
けれど、窓から見える柿の木も石榴もたわわに実がなり、鳥達が啄んでいる。
もう葉も色ずいて、冬に備えているようにみえる。
自然の生物は律儀に自分の命を生きるんだな~!と、夕暮れに染まる秋の色が美しい。

2013_1011はにわ・椅子0005      2013_1011はにわ・椅子0015                                               

 

 

 

 

子供達は夏の名残りのビンやカボチャを描きました。
色がとても美しい、きれいな世界です。

10月のアトリエ・秋が来た

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いつまでも暑い日が続いていましたが、気がつけば、
店先には秋の果物がいっぱい並んでいる。

毎年律儀に実を付けてくれる石榴も、赤く熟している。
栗もたくさん実を落としてきたので拾って、
今日の子供教室のおやつは、石榴とゆで栗です。

子供達はおやつタイムに、「栗は芋のような味がする。おいしいな~!」
石榴は「家にもある~!」「食べたことない~」などと賑やか!
早い夕暮に秋を感じながら味わいました。  
  
 
藤田直子「夢の音」展 アトリエ内展示室「HAND」にて今週いっぱい開催中です。多くの方に観て頂きたいものです。

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9月のアトリエ・藤田直子「夢のおと」展

 

 

 

 

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         2013_0910展示室・牧場・飛ぶ0067

 

 

 

 

アトリエ内展示室「HAND」では「藤田直子」さんの作品を14日から展示致します。

装飾的なイメージで描かれたファンタジーの綺麗な世界に触れて頂きたいと思います。
暑さがぶり返していますが、藤田さんのゆったりした世界で憩って、夏の疲れを癒してもらいましょう。

日々コツコツと書き溜めた作品達です。
どうぞ三階まで足を運んで観て頂けましたら幸いです。

 

 

8月のアトリエ・6日に想う

8月に入り、今日6日は日差しが一段ときつい。2013_0804展示室絵画展0014

今日は広島に原爆が落とされた日、やはりこんな暑い日だったと聞いている。

原田の母は当時日赤の従軍看護婦で、9日に長崎に原爆が落とされた後、救護隊の一員として長崎に派遣され、ひどい光景を見たことをポツリポツリ、話してくれた。

病院で治療しようにも、医薬品が無く、傷口にウジが湧いていても手の施しようがなかった事、終戦で精神がおかしくなり、暴れる人、自殺する軍人も多かった事、食べるものが少なく、お芋が手に入るとこっそり消毒器で蒸した事などなど。
その母もずっと甲状腺の異常を抱えていたが、今年十三回忌を迎る。

もうすぐお盆、死者の霊が帰って来るとされているが、文明の利器に浴することはあまりない質素な暮らしをした母は、3月11日とその後の福島をどう思うだろう。
原爆投下も、原子力開発も人の手によって為されたことは、人の手によって救う道が開かれるはずだと、信じたいものだ。
こんなかわいい作品を描く子供達の為にも。