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11月のアトリエ菊の花
アトリエ岡山(OKAYAMA)のヒゲ先生は、毎朝犬達の散歩から帰ると、空き地の雑草刈りに精を出す。ほっておくと里道がすぐ雑草に覆われるから仕方ないのと、自然相手の一汗が気持ちいいのだそうだ。
以前住んでいた人が植えていた植物や果樹が、家を倒したあとでも残っていて、雑草に埋もれながらも可愛い花を咲かせていたり、実をつけていたりする。
それをヒゲ先生は収穫物と称してテーブルに置いている。
ザクロの赤い実だったり、大きなどんぐりだったり、きれいな落ち葉だったり、菊の花だったり。
雑草に埋もれた空き地に以前住んでいたのは、タバコをくわえながら草取りをして、甲高い声でしゃべる大阪のおばちゃんだった。
花が大好きで、通販で色々な種類の苗を買って植えていた。その苗の中で雑草にも負けない種類が残って咲いてくれているが、中でも菊は強い。
十一月のアトリエ・社会人コース
アトリエOKAYAMA社会人コースの人たちは数人の極めて
熱心な頑張りやがいます。 油絵のAさんは一貫して静物を描き、入念に仕上げ
ボナールやマチスをめざして腕を磨いています。
Bさんは水彩画一筋だが、この頃ではコラージュやミックスドメデイアも自由自在
にこなせるまでになった。
Cさんはデリケートな写実派だ。 いつもていねいに時間をかけて仕上げていく様
に好感がもて、使う和紙に魅力がある。
Dさんは想像力に優れ おーと言わせる大技を掛けてくる。 立体も好きで今後が
楽しみだ。
他にも木版画 砂絵 粘土 ボックスアート などを得意とするEさんがいる。
彼女らも初歩からスタートして早五年以上となり安心して見ていられる様になった。
後輩たちもまた刺激を受けてどんどん グループ展 そして個展へとチャレンジして
ほしいと思う。
11月のアトリエ
今年の絵画のホープアトリエ岡山(OKAYAMA)の受験コース
油画のちいちゃんは受験に備え日々頑張っている。
小学校から今日まで平面から立体を楽しく制作してきたせいか、難しい人物画も楽々と描いて、社会人もあ然とする程の腕前で女ピカソと言われそうだ。
受験にありがちなスタイルに捉われず自在で生き生きと表現する彼女に期待する秋の夜長である。
小さな展示室ハンドでは、「人展」というテーマで展示をはじめていますので、気軽にお立ち寄りください。
10月のアトリエ 日曜日の鐘の音
この頃秋晴れの気持ちがいい日が多い。
日曜日の10時に、近くの教会の鐘の音が風に乗って聞こえてくる。
東商業高校の道を隔てた南側にある、岡山誓約キリスト教会のミサの始まりを告げる鐘の音です。
時間に追われていない時、庭掃きの掃除をしながら聞いていると、晴れやかでやすらいだ気持ちになり、一度行ってみたいと思っていました。
縁があって、牧師先生と知り合い、「信者でなくても気軽においで下さい」と言ってくださったので、鐘に誘われるまま、ホイホイとミサに参加させてもらいました。
開放的な庭、子供の声、子供の頃近所にあった協会とよく似た懐かしい建物、家庭的な雰囲気。
音楽で始まり、穏やかな中にエネルギーを感じる説教や歌声。
歌声に聞き入って、無になれる穏やかな時間を過ごせたよう。
また鐘に誘われるままふら~と参加させていただこうと思っています。
10月のアトリエ子供教室・お化け屋敷・ココちゃん
子供教室の子供たちは、ハウスをテーマに色々な素材を使い、面白い家を作りました。
「・・・違うよ、先生」と言われそうです。
アイドルのココちゃん、こんなに大きくなりました。
子供たちに囲まれても平気になってきました。
でも、食べるのに斑があるので、とてもスマートですし、お母さんが近くを通るとクンクンと、まだ泣きます。
ココちゃんに会うまでは、犬は苦手だったけれど、ココちゃんは平気です。
こんなに可愛く生き生きと描いてくれました。
Yちゃんの楽しい世界が伝わります。
11月から展示の予定です。
10月のアトリエ 遅い秋
毎年、お彼岸の頃律儀に咲いてくれる彼岸花を、今年は見かけないので、夏の暑さで球根も参ってしまい、枯れてしまったのだろうと思っていたら、今頃河原の土手に赤い帯が走り、隣の空き地にもニョキニョキ伸びて、蕾や花をつけています。
やはり今年は異常な天候なのだなー!と思うけれど、ザクロは色づき、栗は実り、隣の柿が美味しそう。
食いしん坊なので、実ばかりが目につきます。
やっぱり秋はやってきてくれて、恵みを分けてくれることに感謝です。
キンカチョウの親鳥は、ヒナが巣立ちしたからでしょうか、、また巣の中に卵を産み抱卵を始めました。
父鳥が子供たちを巣に近づけないよう、ヒナ達を追い払う攻撃が激しくなってきたので、ヒナ達は独立するしかなくなりました。
別居した子供たちは、ちょっとの間不安そうでしたが、しばらくすると、伸び伸びと餌を食べ始めました。気が抜けるほどあっさりしています。
このヒナ達を帽子作家の「ひつじ」さんが貰ってくれました。インコを育てていた「ひつじ」さんならきっと可愛がってくれるでしょう。
賑やかだったヒナ鳥の甘えるような囀りが聞こえなくなり、ちょっと淋しいですが、親鳥は懸命に次を暖めているので、またすぐ賑やかになるかもしれません。
「ホンマかいなー?」とヒゲ先生。
9月のアトリエキンカチョウの巣立ち
一年前からアトリエ岡山(OKAYAMA)の制作モデルになるため、新たに仲間入りしたキンカチョウのご夫婦、それはそれは仲が良くて、水を換えたら、二羽で同時に浴び、チュチュ、チュチュと餌の与え合いは朝からずっと。
来る人皆、羨ましいやら、あきれるやら。
当然、藁の巣の中には多い時には10個程小さな卵がゴロゴロ。
雌が卵を抱いているので期待していたら、しばらくすると卵が巣から落とされていたり、孵ったばかりのヒナが巣の中で死んでいたり、人間界のニュースで騒がれている育児放棄か!と、落ちた卵を気の毒に思う日々。
もうヒナは孵らないとあきらめていたら、タイミングが良かったのか、鳥が大人になったのか、気が付くと巣の中に少し大きくなったヒナがいたのです。
父鳥と母鳥が交代で暖め、餌を与え合い、甲斐甲斐しく世話をしてる。
この大きさなら育つかもしれないと思えるようになって一か月程。
どんどん大きくなって無事巣立ちの日を迎えました。
子育てで、意見が食い違ってでもいるのでしょうか、これも人間界と同じだなー!
先日、幼馴染で結婚しても、相手の知らなかった面がたくさんあるという話を聞いたばかり、
ホント長年一緒に居ても、相手の事知ってるようで知らないなーと気付かされます。
とりあえず、お父さんお母さん頑張りましたね、巣立ちおめでとうです。
9月のアトリエ秋が来た
昨日あたりから扇風機もいらなくなり、一気に秋が来ているよう。
夜には「どこに潜んでいたの?」と尋ねたい程の虫の声がする。
一週間預かっている黒ラブのジンジャーは、一歳前の元気盛り、遊ぼう!遊ぼうと、付きまとい、いいのかな?という顔をしながら、何でも咬みたがる。
体は大きいが調子に乗って、時々老犬に叱られ、悲鳴を上げている。
暑い上に暑い息の音も少し静かになったよう。
アトリエ岡山(OKAYAMA)では、9月から新たに丸の内子供教室がスタートしました。
見学に付いてきた2歳の男の子、何でも珍しく、何でも興味があり、触らないではいられない。
気になるものを見つけたら、キラキラした目で一直線、お母さんの嘆きの声などなんのその、全部ぼくのもの。
いいぞー!自分が全て。
これからいっぱい泣いて、自分を作っていくんだなー!
9月から始めたMちゃんは描くのが大好き、日記のように描いて色使いがとてもきれいで、反対語が得意。
しないはする、するはしない、でも可愛い目が笑っている。
彼女の今の世界が絵の中にある。
犬も人間も子供は輝く戦士だなー!
「むし・虫展」まだまだ展示中です。
”ひつじ”さんの帽子、大人用も入りました。
ガラスのカップも増えました。どうぞ観て下さい。
















